保有する技術
PROPRIETARY TECHNOLOGY
SCS工法
ワイヤーソーにより円型水路の損傷部分だけを取替補修する工法
トンネルの排水側溝などに用いられる円型水路は、天端部にコンクリートはく離や鉄筋腐食などの損傷が広範囲に発生した場合、水路本体の取替補修が必要です。
しかし、従来の全体取替補修では、通行止めが必要になり、多大な時間やコストがかかっていました。
SCS工法は、ワイヤーソーを使用し水路上部を水平に切断し、損傷個所だけを取替えるため、効率的で経済的な補修工法です。
- ナガタ工業株式会社と共同開発

導入効果
- 省工程かつ通行止め不要のため、工期短縮
- 効率化、経済的な補修のため、コスト縮減
- 部分取替補修のため、二酸化炭素排出量削減
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PV「技術概要」篇(1:42)
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PV「施工方法」篇(2:22)
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PV「工期もCO2もスパッと!?」篇(0:54)
水噴霧設備の流量を誰でも簡単に効率良く測定できる装置
防災対策としてトンネル内に設置されている水噴霧設備の点検は、従来、通行止めを行い放水したり、機材で測定する場合も点検毎に装置を組立・解体したり、手作業で点検して手書きで結果を記録するなど、準備に手間がかかり点検作業に時間とコストを要していました。
この水噴霧流量測定装置は、通行止めや組立・解体作業いらずで、デジタルで複数の装置を一括管理、自動的に流量を記録出来る、スマートメンテナンスを取り入れた点検装置です。
- 株式会社テクノ阪神と共同開発

導入効果
- DX化で、誰でも簡単に測定可能!
- オールインワンの本体構造で作業効率UP!
- 点検困難な消火水槽や配管を予知保全!
走行しながら迅速に安全に、路面のすべり抵抗を調査する車両
米国HallidayTechnologies社のすべり抵抗調査装置「RT3」と当社独自設計の「記録・編集ソフトウェア」を融合させ、走行しながら連続的に調査できる「すべり抵抗調査車」を開発しました。
阪神高速では、常に安全な路面状態を保ち、世界一安全な高速道路の実現を推進しています。この安全対策の一つが、「路面のすべり止め対策」です。現在、路面のすべり止め対策は十分な効果が得られていますが、経年により効果が低減する場合があります。
そこで、すべり抵抗調査車で路面状態をモニタリングし、すべり抵抗が低下する前の予兆段階から捉え、すべりやすくなる前に安全対策を実施する「予知保全」に取り組んでいます。
- 内外構造株式会社と共同開発

導入効果
- 交通規制不要!
- 面的に詳細調査!
- 短時間で広範囲をらくらく調査!
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(1:00)
漏れ電流を遠隔監視し、漏電箇所の特定をサポート
漏電が時折起こり、調査に入ったときには消えている。これを「おばけ漏電」と呼んでいます。
Sigfox通信漏電測定器は、おばけ漏電をスマホやパソコンで、いつでもどこでも見える化することで、おばけ漏電の居場所を見つけ出します。
- 株式会社因幡電機製作所と共同開発

導入効果
- パソコン、スマホから常時監視!
- 省電力・長距離通信が可能!
- 電波の届きにくい場所でも通信可能!
リメインヒート工法
加熱と非加熱を繰り返し、余熱によって舗装を軟化させる工法
舗装にひび割れやポットホールなどの損傷が発生した場合、走行時の安全を保つため、舗装を部分的に補修する必要があります。既存の舗装撤去技術としては、ブレーカーを用いたはつり工事が一般的ですが、作業時に大きな騒音が発生するため、夜間工事ができませんでした。
リメインヒート工法は、ロードヒーターによる赤外線で加熱と余熱を繰り返しながら、舗装全体の温度を効率的に上げ、スコップなどでほぐせる程度に軟化させることで、アスファルトを低騒音で取り除くことができる小規模舗装撤去技術です。

導入効果
- はつり作業に比べ、約20dBの騒音低減
- 過切削・マイクロクラックの心配なし
- 床版の種類を問わず適用可能
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PV「技術概要」篇(1:59)
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PV「施工方法」篇(2:56)
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PV「メンテナンスクッキングって何?」篇(1:50)
ほたるいか
「ほたるいか(内照式予告看板と高視認性パターンライトの総称)」により夜間の工事規制を気づきやすくし、早期の車線変更を促すことで安全を確保
高速道路上で規制を伴う工事においては、前方に看板を設置することで、ドライバーへ工事作業を行っていることをお知らせし、早めの車線変更を案内しています。しかしながら、規制案内に気付かず衝突事故が発生し、最悪の場合、ドライバーや作業員の命に関わる事故につながる恐れがあります。安全誘導システム「ほたるいか」は、これまでの予告看板を点滅させることで、ドライバーが遠方からでも工事規制に気付きやすくなり、矢印を路面に投映することで、車線変更の方向・タイミングが分かりやすい環境を作る、ドライバーと作業員の安全を守る、パターンライトと内照式予告看板です。
- パターンライトはDNP大日本印刷株式会社の登録商標

導入効果
- 予告看板を内照式にすることで遠方からでも工事規制に気づきやすい
- 路面に矢印を投映することで車線変更のタイミングが分かりやすい
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PV「車線変更の新常識」篇(0:56)
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PV「より良い道路サービス」篇(1:01)
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PV「昭和ノスタルジア」篇(0:16)
Search AID
AIでジョイントや舗装の損傷を自動スピード診断
舗装およびジョイントは、走行安全性・快適性につながる構造物であり、損傷の早期発見、早期補修が重要です。
その一方で、労働人口減少に伴う技術者不足や高齢化、技術継承など、維持管理の現場では多くの課題を抱えています。
AI路面診断技術Search AIDは、阪神高速グループがこれまで培ってきた路面メンテナンスのノウハウをAIに学習させ、路面点検車「ドクターパト2.0」で撮影した高画質の路面画像を自動で診断する、AIを活用した損傷診断の一次スクリーニング技術です。
- 内外構造株式会社・株式会社建設技術研究所と共同開発

導入効果
- 点検から補修までのリードタイムを削減
- 省人化による労力・コスト低減
- 検出精度(再現率)は 88~95%
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PV「技術概要」篇(1:30)
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PV「5日×AI=5分」篇(0:51)
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PV「見逃しません!その損傷」篇(1:20)
1台3役(1台で舗装・伸縮装置・トンネルを点検)小さな予兆を捉え、早期補修を行う予知保全が可能
高速道路や一般道の路面は、経年劣化によって、表面にひび割れなどが発生し、そのまま放置するとハンドルを取られ、交通事故につながる恐れがあります。
これまでは交通規制を行い、点検員による目視やたたき点検で損傷がないかを確認していましたが、道路上での作業は危険が伴うだけでなく、渋滞の原因になることもあるため、より安全で効率的な点検が求められます。
ドクターパト2.0は、走行しながら複合的に路面やトンネルを診断することで、損傷の予兆を早期に発見することが出来る点検車です。
- 内外構造株式会社と共同開発

1台3役
- ひび割れ、わだち掘れ、平たん性
- 伸縮装置路面画像
- トンネル覆工画像
導入効果
- 走行しながら、路面・トンネルの点検が可能
- カラー画像により、損傷の予兆把握が可能
- ライン照明により、ひび割れの検出精度向上
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(0:34)
「防錆」及び「コンクリートはく落防⽌」性能を有した人に優しい点検時応急措置スプレー
- 内外構造株式会社、シャープ化学工業株式会社と共同開発

導入効果
- 有害物質を含まず狭隘部や密閉空間でも使用可能
- 防錆とコンクリートはく落防⽌を同時に対処可能
- スプレータイプなので携帯性抜群
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(1:35)
ダンパスデッキ
短時間で設置でき、大型車両(10t車軸)にも耐えうる災害用路面段差解消スロープ
大規模地震等が発生した際、支承が損傷し、場合によっては、橋梁の桁端部に段差や隙間が生じることがあります。発災後はすみやかに緊急車両・復旧車両の通行路を確保する必要があり、短時間での段差解消が求められます。ダンパスデッキは、段差解消の際に一般的に用いられる土のうを一切使用せず、簡易な構造により、少人数でも短時間で設置でき、10t車軸にも耐えられる段差乗り越え装置です。
- 宮地エンジニアリング株式会社と共同開発

導入効果
- 短時間で設置可能(人力のみで組立可)
- コンパクトに収納可能
- 目開きのある段差(最大400mm)でもあらゆる車が通行可能
遮音壁用先端改良型減音装置
高い減音効果に簡単に取り換え可能!
安全性も向上!
- 日本環境アメニティ株式会社と共同開発

導入効果
- 高い減音効果
- 工事が簡単
- メンテナンス性優秀
SFRC舗装撤去工法
解体性接着材を用いることで、鋼床版を傷つけることなく、SFRC舗装を低騒音で容易に撤去できる工法
近年、鋼床版の疲労き裂対策として、鋼床版上の基層舗装をグースアスファルトからSFRC舗装に置き換える機会が増えています。
将来、SFRC舗装区間で鋼床版デッキ貫通き裂が発見された場合、SFRC舗装を部分的に撤去し、鋼床版上面からの当て板補修が予想されますが、鋼床版とSFRC舗装は強固に接合されているため、SFRC舗装の撤去はとても困難です。
解体性接着技術を用いた「SFRC舗装撤去工法」は、接着材としての機能は維持しながら、一定温度以上鋼床版を加熱することでSFRC舗装を簡単にはがせる接着技術です。

導入効果
- 低騒音であるため、都市部や夜間の工事に適している
- IHヒーターの加温により接着力を低下させて、SFRC舗装を撤去するため、鋼床版に傷をつけない
舗装の上から鋼床版き裂位置を特定
- 阪神高速道路株式会社、日本電測機株式会社と共同開発

導入効果
- 点検時間と労力を削減
- 足場等の仮設備不要
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(1:15)
腐食とき裂をすばやく見つけ
検査効率アップ!
長年の重交通や雨水などの影響で発生する鋼製フィンガージョイントの腐食やき裂を二種類の超音波検査法を複合的に用いることで、破断を未然に防ぎ、健全な道路維持に貢献します。
- 株式会社日本工業試験所と共同開発

導入効果
- 二種類の超音波検査法を複合的に用いて作業効率と判別精度を向上
- 腐食を迅速・効率的に計測
- 視認性を高め的確かつ速やかに判別
らく防くん
灯具の落下を確実に捉え二次災害を防ぐ!
道路照明灯は、風荷重や車両走行時の断続的な振動に対しての耐震性を考慮して施工されています。しかし、照明柱が車両衝突などの強い衝撃を受けた場合や、取り付け部の経年劣化による腐食により、最悪の場合には灯具が落下し大きな事故に繋がる恐れがあります。「らく防くん」は、従来の落下防止ワイヤーでは受けきれなかった衝撃力に対して素材から見直し、より衝撃を吸収できる構造を確立することで、安全性を向上させた製品です。
- 株式会社因幡電機製作所と共同開発

導入効果
- 従来の4倍~4.5倍の強度を確保
- 従来の落下防止ワイヤーと同様の施工が可能
- 使用灯具に合わせたカスタマイズが可能
検知器ブレスくん
自然風の風圧を強め、塵や化学物質から
火災検知器を守るダクト
トンネル内に設置されている火災検知器は、炎のゆらぎをすばやく感知することで、火災事故を未然に防ぐ役割を果たしていますが、トンネル内の塵や埃、通行車両から排出される排気ガスなどが、検知器のレンズに付着し汚損することで、火災の検知に影響をおよぼす場合があります。検知器ブレスくんは、走行する車の風を効率的に取り込むことで、火災検知器のレンズに汚損物質が付着することを抑制する汚損防止装置です。
- 検知器ブレスくんは、阪神高速技術株式会社の特許技術です
(特許第6713245号)。

導入効果
- 火災検知器本体の機能を妨げることなく、レンズの汚損物質の付着を抑制
- メンテナンスが容易
- 既設の火災検知器に後付けでき、簡単に取り付け可能
電子マニフェストシステム
ETCシステムとGPS機能を利用し
トレーサビリティの支援技術を開発
事業の確実性を客観的に担保するためのトレーサビリティーの支援技術として「ETC-GPS電子マニフェストシステム」を開発しました。本システムは、排出現場と受入現場に ETC ゲートを設置し、運搬車両に搭載されたETC車載器と無線認証を行うことで、JWNET(公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター)システムと連携して、電子マニフェスト管理を行う事が出来ます。また、GPS機能により経路情報もあわせて管理が可能となっています。

導入効果
- 全行程の状況をリアルタイムで情報共有
- 車両滞留問題や作業効率化、誤操作防止に効果を発揮
- 電子マニフェストシステムへの手入力を解消
による建築物の計画保全事業
建物の中長期を見据えた
保全計画策定による適正な維持管理

長期修繕計画策定(60年)にあたり、FCI 指標と5ヶ年毎の投資額のシミュレーションを行うことで、FCI指標を一定のラインで保ち、将来に渡り投資額(LCC)を想定
FCI指標を元に建物の状態を維持していく(全体もしくは単体の建物単位でも管理が出来る)
- FCI(残存不具合率)=残存不具合額/建物復成価格(財務的な指標で建物の状態を客観的に把握する)
残存不具合額:修繕更新すべき不具合の額
建物復成価格:現時点で新築する場合の再調達価格
導入効果
- 建物の質・量の最適化
- 保全項目別の補修優先順位付けによる計画的な補改修計画の作成
- LCC(ライフサイクルコスト)の見える化
- 予算の平準化と長期に必要な更新費用を把握することで経営を安定化
- 事後保全から予防保全への転換によるLCCの低減
- 入居者の満足度向上、職場環境の改善(働き方改革)オフィス最適