社員インタビュー

土木系の仕事

INTERVIEW Vol.05土木系の仕事

阪神高速の維持管理を一括して手がける阪神高速技術株式会社。
その中で、主に道路損傷の補修業務に取り組む、工事部三宝事業所(堺市)に勤務する社員にお話しを伺いました。
現場をより多く経験し、
工事の「肌感覚」を養う。
現場管理を強化し、工事の工程を詳細まで把握。
− 具体的なお仕事内容について教えてください。
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Aさん:
三宝事業所は、4号湾岸線の三宝出入口付近から、りんくうジャンクションまでの範囲の維持管理を担っています。
主な工事として、橋面上の舗装補修や鋼橋のき裂補修などを行っています。
Bさん:
こちらの記事で紹介されている大和田事業所と、業務内容はおおむね同じですが、三宝は令和元年に新しく創設された事業所で、従来の取り組みに加え、新たな取り組みにも挑戦しています。
− 新たな取り組みとは?
Aさん:
従来より事業所では、協力会社さんと連携して補修工事を行っていますが、現場に常駐しての「現場管理」は、役割を分担し主に協力会社さんが実施する形をとっています。
この「現場管理」を我々が踏み込んで行うことで、工事工程を詳細に把握したり、現場で生じる諸問題に迅速な判断や対応をとれるような取り組みを行っています。
Bさん:
さまざまな現場を経験することで、詳細な工程や工事の内容を理解し、現場の「肌感覚」を磨くことを目的としています。
そのために、協力会社さんとは入念に打合せをしますし、コミュニケーションは欠かさないようにしています。また、協力会社さんとのコミュニケーションを強化するため、三宝では朝礼に社員全員が参加するようにしています。
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− この新たな取り組みによって、どのような変化があったのでしょうか。
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Bさん:
協力会社さんとコミュニケーションをとり、同じ目線になることで気づくことも多いですし、次の動きも把握しやすくなって円滑な管理ができるようになってきたかなと思います。
Aさん:
朝礼に出てから、協力会社さんと一緒に現場に出ているのですが、やはり現場に行って実際に見ているので、スケジュールや進捗状況などが協力会社さんと共有しやすいことですね。
それにたとえなにかトラブルがあった時でも、自分自身で考え、解決策を見いだすことができる技術力向上につながっていると思います。
Bさん:
現場に出ることで、学ぶ機会が増えたことはうれしいですね。ここまで現場に出られる機会があるのは三宝事業所ならではです。
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豊富な現場経験があったからこそ、課題解決につながった。
− お仕事でのやりがいや、達成感を感じるのはどんな時ですか。
Aさん:
天候の不順などで工程管理が難しく、工事完了が予定より伸びてしまいそうになったことがありました。先輩にも相談しながら、なんとか間に合わせる方法を考えたのですが、携わる職人さんの人数を増やしたり、工法を工夫して工程を組みなおすことで、なんとか間に合わせることができました。
現場に出る機会が増え、肌感覚で工事の工程を知っていたからこそ、解決策を見いだせたと思います。
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阪神高速技術株式会社 工事部 三宝事業所
阪神高速技術株式会社
工事部 三宝事業所
〒590-0901 堺市堺区築港八幡町1-91
Tel.072-221-0361/Fax.072-221-0362
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