
「建設汚泥」部門のリサイクル率向上目指して
新しい仕組み作りに挑戦しています。

阪神高速大和川線は関西のミッシングリングの重要な一環であり、建設促進が求められています。大和川線の区間の中で約4㎞が泥土圧式シールド工法によるトンネルとなっており、この建設工事からでてくる土が廃棄物処理法でいう「建設汚泥」です。この土は、シールドマシンの発進立坑から排出されます。
排出された土は、産廃運搬の許可をもらった車で大阪市住之江区南港東に建設される再資源化施設に運ばれます。
発生土の排出と受入、運搬経路等はETC電子マニフェストシステムにより、厳格に管理します。
再資源化施設にて受け入れられた土は、埋立材として再生されます。
歴史的役割を終えた貯木場(公有水面)を埋立て、陸上貯木地等新しい土地需要に応えようと計画された大阪市施行の第6貯木場土地造成事業。1期工事を終えた状態で凍結されていましたが、大和川線シールド再生土を埋立材として活用することにより、事業が再開されました。埋立は、沈下対策工、海上埋立、排水工、陸上埋立の順に行います。
これまで各種の検討と段階を経て、平成21年6月に大阪府・堺市・阪神高速道路株式会社・当社・大阪市間で当社が大和川線シールド発生土再生活用事業の事業主体として認められました。
本件事業は当社が発注する再生業者に個別指定を取ってもらう形で進めます。当社はそれも含め、排出~再生~活用の全体に関与して、本件事業が円滑に推進されるようマネジメントする個別指定監理業を行います。
・建設汚泥のリサイクル促進のためには、排出者と活用者をつなぐことが肝要です。
個別指定監理業モデルを通じて、その確立を進めます。
・建設汚泥の再生活用により、最終処分場の延命化に寄与します。
・堺市で発生した100万m3の土を神戸等にある処分地に運ぶのではなく、すぐ近くの住之江区に運ぶことにより、Co2の削減に寄与します。
・最終処分場等への排出より安い価格で再生活用することにより、大和川線建設工事のコスト削減に寄与します。
・第6貯木場の土地造成事業を完遂させることで、南港地域の発展に寄与します。
