
目に見えないところで高速道路を支える機械設備の維持管理は、
私たちの大きな誇りです。
阪神高速技術では、人々の暮らしを支え、さまざまな産業に貢献する阪神高速道路の維持管理業務全般を行っています。高速道路の機能や安全性はさまざまな機械設備によって成り立っていますが、それらがつねに良好に稼働するように日々の点検や補修・補強によって維持管理に努めています。

阪神高速道路には、目に見えるものから隠れたところに設置されたものまで道路特有の機械設備が数多く機能しています。たとえば、トンネル換気設備やトンネル防災設備、車両重量計測設備、路面排水設備、通行止設備、長大橋維持管理設備、路面凍結防止溶液製造設備など、その役割は多岐にわたります。とくに近年はトンネル構造の高速道路が多く建設されているため、トンネル換気設備やトンネル防災設備など、大規模な機械設備が必要とされています。さらに、それらが24時間、支障なく稼働するための維持管理業務の重要性が高まっています。
長大トンネルでは、トンネル内の排気ガスや粉じんなどを除去し、安全で快適な走行環境を守るとともに、坑口周辺の良好な環境を確保するためにジェットファンや換気所に送・排風機及び除塵設備を設置して換気を行います。これらのトンネル換気設備は、トンネル内で火災が発生した際には煙の流れをコントロールし、お客さまの避難環境の確保にも有効に活用します。
【換気設備】
送風機・排風機・除塵機設備・消音装置
トンネルの中は、火災や事故が発生するときわめて危険な空間となります。そのため、万一の場合も被害を最小限に食い止めるためにさまざまな防災設備を設置しています。これらの設備が非常事態に確実に機能するための維持管理は人命を守る重要な業務です。
【防災設備】
消火ポンプ・消火器・消火栓・水噴霧ヘッド・火災探知機、押ボタン通報・防災受信盤、避難連絡坑
トンネル内で火災や事故が発生した場合、現場の状況を迅速に正しく把握することがお客さまの安全を確保することにつながります。阪神高速道路では非常時に備え、トンネル内の遠隔監視や設備の遠隔制御を行うトンネル防災システムを設置しています。このようなシステムを総合的な維持管理を行い、つねに設備の連携をたしかなものとすることが重要です。
【システムの機能】
現場の状況把握・防災設備の稼働状況把握・排煙や水噴霧放水
軸重量違反など車両制限令の違反車両の通行は危険なだけでなく、騒音や振動を発生し、沿道の環境悪化を招きます。このような軸重量違反の車両を発見し、指導・警告するために料金所に車両重量計測設備を設置しています。またETC(ノンストップ自動料金収受システム)の普及に合わせ、高速走行下での最大軸重量の計測を可能にする機器を活用し、違反車両の料金所通過速度の「高速化」に対応しています。また、違反車両の撮影写真をデータ化し、コンピュータ上で統計処理を行うことで効率的に違反者への指導・警告を実施できるようにしています。より高度な機能へと進歩を続ける機械設備の維持管理には、高い技術力が不可欠となります。
阪神高速道路は、関西の大都市圏内や大阪湾岸部を縫うように走っているため、道路の大部分に高架・橋梁構造が採用されています。とくに湾岸線では長大橋を絶えず多くの車が走行し、橋梁の安全性を確認するための点検・補修が欠かせません。この点検・補修作業を支援するため、長大橋にはエレベーター設備やゴンドラ設備が設置され、私たちはこれら設備の維持管理を行っています。
高速道路の渋滞時や降雪時など、車両の進入制限が必要な場合に備え、各入路に通行止設備を設置しています。ここでは進入車両の高さ制限も行っています。
緊急事態に備え、いつでもすぐに設備が使えるために日頃の点検が求められます。
トンネルには、坑口からトンネル内に侵入した浸水を一旦排水槽に貯めた後、排水ポンプで近隣の下水道へ排水する路面排水設備を設けています。また、高架道路等においても、道路雨水を路下の排水槽に貯留し、一定時間経過後に排水ポンプで河川等に放流する排水ポンプは24時間自動運転され、流入量によっては複数台を同時運転します。とくに大雨や集中豪雨の時は重要な役割を果たすため、日々の維持管理が大切です。また、これらの路面排水設備の稼働状況や排水槽内の貯水量の情報は、阪神高速の機械監視中央装置で確認できます。
阪神高速道路のPAを快適・安全にご利用いただくための空気調和設備や消防設備の維持管理を行っています。また凍結防止設備など冬季の事故防止にも備えています。
【PA設備】
凍結防止設備・空気調和設備・給排水衛生設備・消防設備

阪神高速技術株式会社では、道路・橋梁維持管理に関する様々な実績とノウハウを保有し、皆様にご提供しています。詳細については『お問い合わせフォーム』からお問い合わせ下さい。